共働きもなこの日常

大阪在住共働き夫婦の妻です。独身の頃と比べていろいろ制限はあるけれども人生チャレンジしたい!私の自己研鑽自己満記録です。たまにおすすめ観光スポットも紹介します。

おすすめ韓国ドラマ ゴハンいこうよ1~BEASTドゥジュンに恋をし女性の生き方についても考えたドラマ~

こんにちは。共働き嫁のもなこです。

韓国ドラマ ゴハンいこうよ1を鑑賞し終えたので今日はその感想を記事にします。細かいストーリーには触れないのでネタバレはしないつもりですが、まだご覧になられていない方でまっさらな状態で視聴を見始めたい方はご注意ください!その他おすすめ韓国ドラマはこちらです。

 

主役は清純派女優として有名なイ・スギョン。(ちなみに役名もイ・スギョン)そしてBEAST現HIGHLIGHTのリーダーであるユン・ドゥジュン(役名はク・デヨン)登場人物たちがめちゃくちゃ美味しそうにゴハンを食べる姿が印象的なこのドラマ。韓国では飯テロドラマとしてまずまずのヒットといったところだったらしい。でもその後シーズン3までドラマが続いている事や脚本の面白さからするともっと人気だったんじゃないかと個人的には思ってます。美味しいゴハンをキーに繰り広げられる人間ドラマに共感したりキュンキュンしたり、観やすくて本当に面白いドラマでした。おススメ。

 

ヒロインのイ・スギョンは食べる事が大好きなバツイチアラサー女性。ご覧頂いたらすぐ分かるように抜群の美人なのに、頑固さや素直じゃないところが玉に瑕な感じ。日本でもバツイチアラサー女性って特別な目で見られてしまいがちかもしれないですが、ドラマを観て韓国は日本以上にそういうところに敏感なのかもしれないなと思いました。(もちろんドラマだから誇張している部分や個人にもよるとは思いますが。日本以上に家族に関する事は保守的なのかな?といった印象を受けました。)

 

私的に一番印象に残っているシーンが、スギョンが勤めている法律事務所のキム弁護士からのよく分からない意地悪な仕打ちに耐え切れず、思い切って辞表を出してしまう場面。そしてその後ひとりでバスに乗り込み、今まで耐えていたものが一気に流れだし涙が溢れ出してしまうシーン。分かるよ、分かる!!!社会で働く女性って、仕事以外の部分も評価されがちですよね。スギョンも上司からの執拗な仕打ちだけではなく、バツイチで独身そしてアラサーという仕事とは全く関係のない個人のバックグラウンドに対し、あれこれ言われることに疲れたという事もあったのでしょう。

 

スギョンと同じ境遇ではないにせよ、働く女性って誰しもこの場面に近しい経験をしたことがあるんじゃないかとこのシーンを見て思いました。例えば未婚か既婚かといったこともだし見た目やよく分からない女性らしさであったりだとか、そういう女性はこうあるべきだ像を周りから押し付けられて、ある日ふっと疲れが一気に押し寄せる経験。私は別にフェミニストでもなんでもないのですが(笑)、女性ってみんなどこの国でも歯を食いしばって生きてるんだな~と謎の深い読みをしてしまったシーンでした。

 

そんなスギョンと最初は対立しつつも徐々に仲良くなるデヨンもかっこよかった~。最初は何とも思っていなくても、だんだんかっこよく見えてきて終盤はファンになってしまうという韓国ドラマあるある現象に陥ってしまいましたw一見押しが強くて自分勝手と思ってしまいそうなんですが、デヨンは筋の通った優しい良い男でしたね。保険のトップ営業マンという事もあり鬼コミュ力にも驚かされました。このあたりはまた自分なりに分析した記事書きたいな・・。

 

スギョンやデヨン以外の登場人物もみんなしっかりキャラが立っていたおかげでドラマ全体が面白く感じられたのはもちろん、ストーリーも分かりやすく観やすい流れに感じられました。(トッケビが伏線回収型の少し難しいドラマであったがゆえに余計にw)

 

そして最終話に出てくるみんなでゴハンを食べていた食堂に貼られていた詩の内容に感動!まさにこのドラマの真髄というか、製作者が伝えたかった事が詰まっているような気がします。人生は自分で消化していくしかないんですよね。まさにその生き方をしていたのがデヨンで、スギョンも最初は自分が置かれた境遇や年齢を盾に殻に閉じこもっていたのが、デヨンと打ち解けるにつれ徐々に殻を破る事ができたのではないのかと思います。

 

最後にこのドラマを観終えたあと、私は案の定デヨン役のドゥジュンに恋をし、BEASTの曲を聴きまくる毎日を送るのでした。