共働きもなこの日常

大阪在住共働き夫婦の妻です。独身の頃と比べていろいろ制限はあるけれども人生チャレンジしたい!私の自己研鑽自己満記録です。たまにおすすめ観光スポットも紹介します。

【Netflixおすすめ】シンガポールソーシャルを観た感想【シンガ版テラハ!?】

こんにちは。共働き嫁のもなこです。
何回かこのブログでも書いていますが私はテラスハウスが大好きで毎週火曜日の最新話の配信を楽しみに仕事を頑張っています。

直近のTOKYO2020編では今時イケイケ女子大生の愛華ちゃんとパワフルプロレスラーの花ちゃんの軋轢がめちゃくちゃ面白くなってきたばかりですね。続きが気になる…なのに!なのに!先週はNetflixでの配信はお休みでした。気になる。気になって仕方ない。でもどう頑張っても配信はない。過去エピソードでも観るか…そう思ってた私にNetflixがお前、これで心の穴埋めろよと勧めてきたコンテンツ。それが、、

Singapore social(シンガポールソーシャル)

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巷ではシンガポール版テラハとして紹介されてたり。経済大国そして様々な国にルーツを持つ人々が住まうシンガポール。そんな自由を謳う国に生きる若者の葛藤や悩みにフォーカスしたリアリティーショー。簡単に纏めるとこんな感じでした。

1話30分強で全8話しか配信されていないので案外さくっと観れます。手軽にさくっと観れたというのもありますが思っていた以上に面白かったので一気観してしまいました。

番組中には起業をしたりインフルエンサーだったりポップ歌手だったりそりゃあまぁキラキラした若者たちがたくさん出てきます。その中でも私が一番好きな人物がインフルエンサーのメイちゃん。

華僑系のメイちゃんはファッション関係の家業を手伝っておりSNSで圧倒的な影響力を持っている、らしい。(だからインフルエンサーとして番組中では紹介されているのだが。)

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とびきり美人という訳でもないのですが何より彼女の中身がかっこいい。自分の意見も持ってるし強くたくましいんだけど、クラブではみんなでノリノリに踊ったり、時に友達には厳しい意見を言いつつも温かく見守ったり、バランス感覚がずば抜けてるんです。

特に印象的だったのがバーレスクでダンサーとして活躍するスーキが色々お節介をしてしまい、その事で友達に責められて泣いてしまった時。それをいち早くそれを発見したのがこのメイちゃん。優しくスーキを抱き締めながら「よかれと思っている事でもそれを相手が望んでいないんだったら言わないほうがいい。貴女がやるべきことは相手と向き合う事」とごもっともな意見を述べて背中を押したシーン。すごく頭が良くて思いやりのある女性なんだなと感じました。

可憐で少し弱くて一歩下がったような女性像が未だに日本では需要が高かったりしますが、メイちゃんを見ていると新時代の女性の新たな姿というか、この予測不能な時代を自分の足で生きるロールモデルに成り得るなぁ~と思いました。

この番組、出てくる登場人物の人種や国籍はもちろん、住む世界が我々と違いすぎるので一見共感し辛いように思えるのですが実際はそんな事はあまりなくて。というのも彼らが抱えている悩みがめちゃくちゃ人間臭いんですね。例えば母親との距離の取り方とか30を越えても実家暮らしの男性の複雑な心境とか所謂セフレとの今後の関係や周囲からの目だったりとか。

シンガポール自体がめちゃくちゃ自由を謳っている国だからこそ、少し時代遅れに感じてしまう家族観にそれぞれが悩まされていて、ある意味日本の若者よりもみんな悩んで葛藤してもがいているように見えました。そしてみんな真剣に自分は何者か?ということを追及している。

どんなに金持ちになっても有名になっても国が変わっても、人間が思い悩むことって案外みんな同じなのかもしれないなーと思いました。

あと冒頭、シンガポールソーシャルはシンガポール版テラハだ!と紹介しましたが、個人的には全然違うと思っています。悩みの質に優劣はないけれども、彼らが課題に感じている事とテラハメンバーが日々悩んでいることは次元が違いすぎる(笑)テラハがある意味男女の恋愛にフォーカスしているのに対し、シンガポールソーシャルは恋愛だけではなく、登場人物の人生そのものを追っている作りになっているのでより等身大な感じがしました。

リアルシングリッシュも楽しめるので英語の勉強されている方もぜひ。